左足骨折で休場の炎鵬が現状説明「ネガティブにならずに」
大相撲力士を対象とした健康診断が21日、東京・両国国技館で行われ、幕下の炎鵬(30)=伊勢ケ浜=が受診し、現状を明かした。
7月の名古屋場所は7日目の四番相撲で左足を負傷。途中休場し、2勝2敗3休に終わった。この日、診断結果は「腓骨の剥離骨折」だったことを明かし、「まずは治すことから。焦りは禁物。カルシウムを取ります」と、秋場所(9月14日初日、両国国技館)出場を見据えた。
首の大ケガで7場所連続休場後、昨年名古屋場所は序ノ口で復帰。順調に幕下上位まで番付を戻したが、この休場で足踏みを余儀なくされた。
関取復帰を目指す炎鵬は「(首の)ケガした時よりツラいことはない。ここまで順調に来ていたところもあった。ネガティブにならずに、もう一度やってきたことを考え直す、自分が成長できる機会だと思う」と、前向きに語った。
体重は99キロだったという。「運動量が落ちたので。食べているんですけどね」と苦笑していた。





