復活目指す炎鵬が黒星発進、復帰から激動の1年「時は速く過ぎる。その重みを感じる」
「大相撲名古屋場所・初日」(13日、IGアリーナ)
東幕下16枚目の炎鵬(伊勢ケ浜)が18歳の福崎(藤島)と対戦。はたき込まれ、黒星発進となった。
立ち合いから低い構えで押し込むも、はたかれバッタリと手を付いた。炎鵬は「少し焦りすぎた。しっかり当たれていい感じだったが、足が出なかった」と振り返った。
首の大けがで7場所連続休場から昨年名古屋場所に序ノ口で再起し、5場所連続6勝1敗と番付を戻してきたが、先場所は3勝4敗と負け越した。師匠だった白鵬翔さんは6月に日本相撲協会を退職した。
激動の1年を炎鵬は「場所前の稽古はできている。体は1年前とは別人ですね」と述懐。その上で30歳は「1年は速い。時は速く過ぎる。その重みを感じて、動きの硬さにつながるのかもしれない。頑張らないと」と、しみじみ語っていた。





