炎鵬が初黒星、今場所での関取復帰逃す「落ち込んでも仕方ない」 物言いがつくも軍配通りに突き落としで敗れる

 西ノ龍(上)の突き落としで敗れた炎鵬(撮影・佐々木彰尚)
 西ノ龍(上)の突き落としで敗れた炎鵬(撮影・佐々木彰尚)
 炎鵬(下)は突き落としで西ノ龍に敗れる
3枚

 「大相撲夏場所・6日目」(16日、両国国技館)

 西幕下10枚目の炎鵬(伊勢ケ浜)は東幕下8枚目の西ノ龍(境川)に敗れ、2勝1敗とした。全勝なら十両復帰だったが、これで今場所での十両復帰は絶望的となった。西ノ龍は3連勝。

 炎鵬は突き放す相手の懐に入っては、再度突き放される攻防を続けた。歓声が沸く好勝負の中、最後は懐に入って押し出そうとしたが、突き落とされた。物言いがつく微妙な内容の末、軍配通り西ノ龍が白星を収めた。

 炎鵬は「最後は出るしかなかった。自分の軽さが出てしまった」と振り返った。十両復帰がなくなり「負けるのは悔しいことだが、負けから得るものもある。落ち込んでも仕方がない」と、次の取組を見据えた。

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