スノーボード 平野歩夢 五輪へ気合「ベストな状態で」2連覇&日本勢初の4大会連続メダル“W偉業”狙う 都内でスケボー教室

 スノーボードハーフパイプ男子で、22年北京五輪金メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)が21日、都内で行われたスケートボードイベント「UNIQLO NEXT GENERATION DEVELOPMENT PROGRAM with Ayumu Hirano 2025」に、兄・英樹、弟の海祝らとともに兄弟3人で参加した。

 スケートボード教室では、集まった小学生の両手を握って、滑る補助をしながらアドバイスを送るなど優しく指導。34度を超える炎天下、デモンストレーションでは、設置されたステージでバックサイド540の大技を成功させ、会場を盛り上げた。平野歩は「ユニクロさんにこういう機会を与えてもらって、みんなと触れ合うことができて楽しかった」と笑顔を見せ、「これをきっかけにスケートボードを始めるきっかけや夢、目標につながればいいな」と実感を込めた。

 昨季のワールドカップでは1勝を含めて3度表彰台に立ったが、優勝者が五輪代表に内定する世界選手権では、練習中にあばら骨を骨折して無念の欠場となった。現在は「いい経験になった」と前向きに捉えており、勝負の五輪シーズンへ調整を続けている。

 14年ソチ五輪2位、18年平昌五輪2位、北京五輪1位と連続で表彰台に立っており、26年ミラノ・コルティナ冬季五輪では、フィギュアスケート男子の羽生結弦以来の五輪2連覇と、日本勢初の4大会連続メダルの“W偉業”がかかる。平野歩は「技は模索中。(開幕まで)あと半年、今まで以上に練習をして五輪まで全力で挑戦できたら。ベストな状態でいきたい」と意気込んだ。

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