シドニー五輪金・井上康生氏の娘・芽翼 高校では初の全国大会出場「すごく緊張した」桐蔭学園１年
「柔道・金鷲旗高校大会」（２２日、福岡市総合体育館）
女子の３回戦までと男子の１回戦と２回戦の一部を行い、女子は前回優勝の敬愛（福岡）などが４回戦に進んだ。２０００年シドニー五輪男子１００キロ級金メダリストの井上康生さんを父に持つ女子の桐蔭学園（神奈川）の井上芽翼（１年）が高校の大会に初出場した。男子は連覇を狙う埼玉栄などが初戦を突破。この日登場した海外勢は男子のパールシティ（米国）のみが勝ち上がった。
桐蔭学園・井上が金鷲旗デビューを果たした。高校では初の全国大会に、「すごく緊張した」初戦の八戸西（青森）戦は先鋒（せんぽう）同士で引き分け。３回戦の創成館（長崎）戦は相手先鋒に一本勝ちした後に次鋒に敗れ「課題がたくさん見つかった。自分の柔道ができなかった」と振り返った。見据えるのは、父と同じ舞台。「お父さんみたいに五輪で優勝できるように頑張りたい」と語った。
