2025.07.03

井上康生氏　愛弟子ウルフ・アロンにエール「素晴らしいプロレスラーに」来年１・４デビュー戦観戦も視野

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　２０００年シドニー五輪柔道男子１００キロ級覇者で男子日本代表前監督の井上康生氏（４７）が２日、神奈川県平塚市で取材に応じた。東海大や日本代表で指導した２１年東京五輪金メダルのウルフ・アロン（２９）がプロレスラーに電撃転向したことを受け「彼なら素晴らしいプロレスラーになるのではと楽しみにしている。心から応援している」と熱いエールを送った。

　昨夏パリ五輪が終わってしばらくした後、本人からプロレス挑戦の意向を聞き「若干の驚きはあった」と振り返った。新日本入団会見の後も直接会って話す機会があり「１月４日東京ドームがデビュー戦なので『先生、来てください』と言っていた。チャンスがあれば（行きたい）。『すごく難しいです。全然違う世界です』と言っていたが（柔道でも）いろんな壁を乗り越え地位を築いたので、彼ならまた素晴らしいプロレスラーになるのでは」と期待を込めた。