大相撲 宮城野部屋の処遇を日本相撲協会が協議へ「また理事会を開いて話し合っていく」
日本相撲協会が、昨年4月から閉鎖となっている宮城野部屋の処遇を協議する方針であることが29日、明らかになった。
この日の理事会では、伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)前に定年を迎えることに伴う継承案件、宮城野部屋に関する議題はともに上がらなかったと、佐渡ケ嶽広報部長(元関脇琴ノ若)が説明した。
報道陣に宮城野部屋について問われると「宮城野親方の件に関しては、また理事会を開いて話し合っていくということです」と返答。伊勢ケ浜部屋部屋の継承についても「今後の理事会で全部、そういう話をしていきます」と語った。
週明けにも臨時理事会が開かれ、協議される見通し。宮城野親方(元横綱白鵬)は現在、かつての弟子が所属する伊勢ケ浜部屋の部屋付き親方の立場。伊勢ケ浜部屋は、照ノ富士親方(元横綱)の継承が決定的となっている。



