大の里 13連勝で2場所連続優勝「素直にうれしい」 全勝狙う意識も「締めくくるために2日間が大事」

 「大相撲夏場所・13日目」(23日、両国国技館)

 大関大の里が13連勝で2場所連続4度目の優勝を決めた。日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の推薦内規には「2場所連続優勝か、それに準ずる好成績」とある。横審が50年5月に発足以降、2場所連続優勝の大関が昇進を見送られた例はない。場所後の横綱昇進を確実にした24歳の大器が、思いを口にした。 

 以下、大の里との一問一答。

  ◇  ◇

 (NHKのインタビューで)

 -大関として2場所連続優勝となった。

 「率直にうれしいです」

 -勝てば優勝が決まる一番だった。どういう気持ちで臨んだのか。

 「一日一番で、集中することだけを考えていた。特別なことは考えず、いつも通りで向かいました」

 -綱とりの重圧は。

 「まだ場所は終わっていないので。しっかり残り2日間、明日のことだけを考えて頑張ります」

 -勝った瞬間の気持ちは、いつもと違う感情だったのか。

 「13日目に決まったということで、こんなに早く決まることはうれしい気持ちもあります。9月場所で14日目に決まった時の反省もあるので、残り2日間、集中して頑張ります」

 -綱とりに前進したが。

 「まだ場所は終わっていないので、残り2日間集中して頑張ります。いい報告を聞けたらうれしいです」

 (支度部屋で)

 -相撲内容を振り返って。

 「全体的に落ち着いていました」

 -優勝の意識は。

 「もちろんそれは頭に入っていました。でも、考えすぎてもよくない。13日目に決まったことはうれしかったです。9月場所は14日目に決まって、千秋楽はふがいない相撲でした。残り2日間大事にして、星を伸ばして頑張ります」

 -今場所を初日から振り返って。

 「落ち着いて伸び伸び何も考えることなく、思いきっていけました」

 -全勝を狙うのか。

 「そうですね。やってみたい気持ちはあります。締めくくるために2日間が大事。終わっていないので頑張ります」

 -(師匠の)二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)から声をかけられたのか。

 「まだ終わっていないので」

 -地元・石川からも応援があった。

 「集まって応援してくれていました。うれしいです」

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