柳田大輝が追い風参考9秒95でV 日本3人目の複数回「次は公認」 守祐陽は9秒97

 「陸上・関東学生対校選手権」(9日、相模原ギオンスタジアム)

 男子100メートル決勝はパリ五輪400メートルリレー代表の柳田大輝(東洋大)が追い風4・5メートルの条件下で9秒95をマークし、2年ぶり3度目の優勝を果たした。同2部決勝は守祐陽(大東大)が追い風3・9メートルの中、9秒97で制した。女子400メートル決勝はフロレス・アリエ(日体大)が52秒82の大会新記録で優勝。男子110メートル障害決勝は樋口隼人(筑波大)が13秒33、女子100メートル障害は高橋亜珠(筑波大)が13秒14(いずれも追い風参考)で勝った。

 柳田は決勝で強い風に押され、日本記録と同じ9秒95で駆け抜けた。「(追い風参考で出した)昨季の9秒97を超えられたので良かった。昨年とは違って自信を持って走れた」と頬を緩めた。日本で複数回“9秒台”で走ったのは桐生(日本生命)とサニブラウン(東レ)に続いて3人目。「東京世界陸上こそはという思いでやっている。次は公認で(9秒台を)出したい」と気合をにじませた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス