箱根駅伝コース侵入波紋の中国人インフルエンサー 活動再開報告「何をしても罵倒や侮辱が止まらないなら…」大会への報告明かし改めて謝罪「人々の感情を傷付けた」
1月2日に行われた箱根駅伝の往路で、大会が禁止しているコース侵入し、その後謝罪していた中国人インフルエンサー、沈烏賊が25日、騒動以来初めて自身の中国版X、微博を更新。改めて謝罪するとともに、活動再開を報告した。
騒動後、すぐに箱根駅伝の大会組織委に連絡し、経緯を説明して謝罪していたことなどを明かし、箱根関係者やファンに対して「本当に申し訳なく思っています。箱根での私の愚行は箱根駅伝を愛する人々の感情を傷付けました」などと改めて謝罪。一方でSNS上での批判が続く状況への思いをつづった上で「私は立ち上がり、自分のペースで走り、自分の言葉で話し、自分のやりたいことをやりたい。私は自分のペースで走り続けます。何をしても罵倒や侮辱が止まらないなら自分の好きなことを続けた方がいいでしょう。愛すれば愛するほど、集中すればするほど強くなる。『復帰するのですか?』『私は決して離れていません』」と、活動再開への決意を示した。
その後の新たな投稿でトレーニングする様子を投稿した。
問題となったのはランニング、マラソン関連で発信を続けている中国のインフルエンサーの沈烏賊。中国版Xの微博では470万人のフォロワーがいるが、5区で山道を力走している青学大・若林宏樹を追い、撮影しながら白線の内側の道路内を走り併走する姿がSNS上で拡散。スタッフから「大変危険ですので沿道を走らないようにお願いします」と警告の声が出ていたが、無視して走っており、炎上。日本、中国のユーザーから「選手は人生をかけて走ってる。なにしてるの」、「危なすぎる」と批判の声が上がっていた。
沈烏賊は直後にTikTokで「ランニングを愛する友人の皆様に心よりお詫び申し上げます。私も同行者も『箱根駅伝応援のお願い』を守らずに観戦しました。ごめん。今後はより一層自分に厳しくしてまいりますので、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます」と、謝罪していたが、中国国内からも批判が高まり、その後、更新が途絶えていた。
箱根駅伝では応援に関するお願いとして「車道上での応援は危険です。必ず歩道から応援してください」「歩道から手を出したり身体を乗り出しての応援は危険です」などと記載されている。





