大阪マラソンに日本記録保持者・鈴木健吾、箱根で活躍の青学大・黒田朝日ら 記録更新の可能性

 大阪マラソン2025(24日)の招待選手発表会見が3日、大阪市内で開かれ、男子の日本記録2時間4分56秒を持つ鈴木健吾(富士通)、22年オレゴン世界陸上代表の西山雄介(トヨタ自動車)、昨年パリ五輪代表の小山直城(Honda)ら国内外12人が参加することが発表された。招待選手外のエリートランナーでは、青学大で今年の箱根駅伝で2区を走り、優勝に貢献した黒田朝日(3年)もエントリーした。

 日本陸上競技連盟強化委員会の高岡寿成シニアディレクターは「少しでも2時間5分、4分台に近づいてほしいし、日本記録更新も可能なメンバーがそろった」と層の厚さに手応えをみせた。

 また、前日の別府大分毎日マラソンで青学大・若林宏樹(4年)が初マラソン日本最高、学生最高記録の2時間6分7秒で2位に入った流れを引き合いに「黒田選手も十分期待できる。別府大分毎日マラソンで同僚の若林選手が初マラソン最高、日本歴代7位の記録を出した。2人は大学で同じ流れで生活し、練習もやっている。箱根で(エース区間の)2区を任され、区間賞ではなかったが上位で走れたところも期待」と初マラソンの奮闘に期待を寄せた。

 昨年の大会は国学院大・平林清澄(4年)が当時の初マラソン日本最高記録で優勝。高岡氏は「近年は学生がマラソンで活躍できている。箱根駅伝をひとつのステップに、マラソンを強化するトレーニングが組み込まれているのではないか」と分析した。

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