北島康介会長が謝罪 標識設置ミス 複数選手が負傷 旗脱着の運用に切り替え再発防止に
「競泳・北島康介杯」(26日、東京アクアティクスセンター)
24日に行われた女子400メートル個人メドレー決勝で、背泳ぎのターンのための標識が間違った位置に設置され、選手が距離感を誤り壁にぶつかった一件を巡って再レースが行われた。日程の都合などで棄権した2人を除く8人が泳ぎ、24日の結果を合わせたランキングで最終順位を決めた。
国内トップ選手が集まった公式戦で前代未聞のトラブル。東京都水泳協会の北島康介会長は「ご心配とご迷惑をおかけしました」と謝罪した。内田孝太郎大会委員長によると、本来50メートル時は長水路用の穴にポールを立てなければならないが、役員が短水路用(25メートル)の穴に間違えて設置してしまったという。その結果、両サイドのポール間でつるされた標識の旗が従来よりも壁寄りとなり、選手が水をかく残り回数の認識にズレが生じ、事故につながった。
レースは全員が最後まで泳ぎ切ったものの、複数の選手が首や腕の痛みを訴えた。ケガを負った選手は軽い打撲など2人。内田委員長は「重度なけがはなかったことが確認できた」としたが、一歩間違えば選手生命の危機を脅かす一件だった。
それだけに「あってはならないこと。二度とこのような事故が起こらないように」と同委員長。25日以降はポールを抜かず、旗の脱着の運用に切り替え、再発防止に務めた。





