埼玉は今季初黒星で2年連続準V 堀江ラストマッチ飾れずも悔いはなし「僕らしいなと。最高のラグビー人生だった」

 「ラグビー・リーグワンプレーオフ決勝、BL東京24-20埼玉」(26日、国立競技場)

 BL東京(レギュラーシーズン2位)が埼玉(同1位)を24-20で破り、初優勝を果たした。東芝として5度制覇した、前身のトップリーグ(TL)時代を含めて14季ぶりの頂点に立った。17-20の後半34分、途中出場のWTB森勇登(25)が逆転の決勝トライを決めて、リーグワン3代目王者に輝いた。埼玉は今季限りでの現役引退を表明していたフッカー堀江翔太(38)の国内最終戦を勝利で飾れなかった。

  ◇  ◇

 埼玉は今季初黒星を喫し、2季ぶりの王座奪還を果たせなかった。20-24の試合終了間際、WTB長田がインゴールに飛び込み逆転優勝かと思われたが、ビデオ検証の結果、一連のプレー内で堀江の投げたパスがスローフォワードと判定され、トライが幻になった。

 自身の引退に花を添えることができなかった堀江は「やっぱり漫画、ドラマみたいにいかないのが非常に僕らしいなと。そんなうまくいかないと、神様に教えられた気がします」と語った。

 有終の美を飾れなかったが「最高のラグビー人生だった」と15年間の現役生活に悔いはない。「生まれ変わってもラグビーはしません。それくらい、幸せなラグビー人生だった」と、会場を湧かせフィールドを後にした。

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