朝阪神 地元・大阪で黒星発進も声援に感謝「ありがたい。大阪はリラックスできる」 猛虎は開幕投手の青柳に期待

 爆羅騎(左)に寄り切られる朝阪神(撮影・坂部計介)
 報道担当として記者室に詰める宮城野親方(撮影・坂部計介)
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 「大相撲春場所・初日」(10日、エディオンアリーナ大阪)

 大好きな阪神タイガースをしこ名にする西序二段3枚目の朝阪神(高砂)は爆羅騎(式秀)に寄り切られ、黒星発進となった。立ち合いで中に入られ、相手の一気の攻めになすすべなく俵を割った。自慢の出足も不発。「やっちゃいましたね。立ち合いも合っていなかった」と猛省した。

 大阪府泉大津市出身。幼少期からプロ野球・阪神の大ファンで、18年春場所で朝塩本から改名した。春場所はご当所とあって、この日も客席からしこ名を呼ぶ声が何度も響いた。「ありがたいですね。いい成績を残さないと」と感謝。「大阪はリラックスできる。切り替えて頑張ります。まず早めに白星がほしい。一番勝たないと次はないので」と地元の応援に応える巻き返しを期した。

 昨季日本一となった猛虎は、青柳が開幕投手に決定。朝阪神は「開幕戦を任せるなら、青柳さんなんでしょう」と納得顔で期待を寄せていた。

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