バドミントン 桃田のA代表入りに、朝倉副会長「五輪が全てじゃない見方もある」

 日本バドミントン協会は25日、都内で会見を行い、2024年の日本代表を発表した。

 格付けの高い国際大会に派遣されるA代表に入った男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)は、今月23日時点の世界ランキング38位、パリ五輪選考ランキング51位。ただ世界ランキング22位、パリ五輪選考ランキング20位と桃田より上位の渡辺航貴(BIPROGY)は、B代表。日本代表と、世界ランキングで逆転現象が起こっている。

 選考理由について、副会長の朝倉康善氏は「桃田選手の年末の全日本(総合選手権)優勝はインパクトがあった。全国的に見ても彼の存在は大きい」と説明。「(今回の国際大会への)代表を選考する上で、(パリ)五輪だけが全てじゃないという見方もある」との見解を示した。

 昨年12月の全日本総合選手権決勝で、桃田は渡辺を2-1で破り、2年連続6度目の日本一に輝いている。

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