京産大の27位が最高 関東の壁厚くも…予選会挑戦の地方大学晴れ晴れ “寺田交差点”の皇学館監督「ターニングポイントだった。ぜひ全国化を」
「箱根駅伝・予選会」(14日、陸上自衛隊立川駐屯地発、国営昭和記念公園着)
記念大会により関東以外の大学にも門戸が開かれ、史上最多の57校が参加し、第100回箱根駅伝(24年1月2、3日)の出場権をかけたレースが行われ、ハーフタイムでの上位10人の合計タイムで13校が本戦出場権を手にした。
一方で関東以外から参加した11校には大きな壁が立ちはだかった。27位の京産大が最上位で、立命大が34位、皇学館大が35位、札幌学院大が37位、日本文理大が39位、大経大が43位、中京大が44位、環太平洋大が45位、愛知工業大が46位、信州大が47位、放送大学関西が55位だった。
出雲駅伝に20度、全日本大学駅伝に34度の出場を誇る関西の名門、立命大は34位。田中裕介コーチは「選手はベストを尽くしたが、その中でこれだけ差がつくのは真摯(しんし)に力不足と受け止めている。壁は厚かった。言い訳にならないぐらいの差がある。真剣勝負だからこそ、感じるところが多かった」と、振り返った。9日の出雲駅伝から中4日での強行軍は「どちらかというと出雲の調整が難しかった。もう1週ずれると全日本がきついので、全日本のことを考えるとここで良かった」とし「(今後全国化があれば)あるのであればチャレンジしたい」と力を込めた。
元国学院大の箱根ランナーだった寺田夏生監督が率いる皇学館大は35位。「短い期間で大変だったけど、出てよかった。関東勢の足元にも及ばない」と完敗を認めつつ「学生たちは走り抜けたのでいい経験。悲観的ではなく充実した表情。将来的に打倒関東と言えるようにしたい」と、晴れ晴れとした表情で振り返った。全国化は100回大会限定となっているが「ぜひ全国化をご検討していただけたら。成長していって、箱根駅伝全国化しませんか?と提案したい」と、要望した。箱根ランナー時代、アンカーでゴール直前のルートを間違えたことから、その交差点は“寺田交差点”と名付けられている監督。皇学館の「曲がり角だった?」と問われると、「ターニングポイントだったかも」と笑った。





