15歳比嘉もえ AS史上最年少「金」!安永と日本ペア22年ぶり栄冠「本当に光栄」

 「アーティスティックスイミング・世界選手権」(16日、マリンメッセ福岡)

 アーティスティックスイミング(AS)のデュエット・テクニカルルーティン(TR)決勝で比嘉もえ(15)、安永真白(24)組=ともに井村ク=が273・9500点で制し、2001年福岡大会の立花美哉、武田美保組以来の世界一となった。15歳の比嘉はAS日本勢で最年少の金メダリストとなった。

 福岡の地で22年ぶりのデュエット金メダルを15歳がつかんだ。比嘉、安永組が予選12位通過から下克上での世界一。技の難度が重視され、成功すれば高得点、失敗すれば大幅減点される新ルールにも臆することなく、攻めの演技を続けた結果だった。取材場所では中島貴子ヘッドコーチと抱き合い「奇跡~!」と絶叫。満面の笑みで喜びを爆発させた。

 さらに比嘉はAS史上最年少金メダリストの記録を更新した。報道陣から伝え聞くと、驚きのあまり口を大きく開けてフリーズ。すぐわれに返り「本当に光栄」と喜んだ。

 父はプロ野球・広島でプレーした寿光さん(42)。父からもらった大切にしている言葉がある。「トップアスリートになっても、天狗(てんぐ)にならないように。目標が見えなくなってしまうよ」。その言葉を胸に刻んでいる比嘉は、この日の偉業にも「この金メダルはラッキーな部分が大半。世界はさらにレベルアップするので、置いていかれないように頑張りたい」。慢心することは一切なく、さらなる成長を誓った。

 それでも24年パリ五輪前年に世界一の価値は大きい。比嘉は「自分たちのできることを世界に見せるのが今大会の目標。もちろん来年の五輪につなげていけたら」。父はプロ2年目に代打で初打席初本塁打を放っている。来年の夢舞台。表彰台で同じ色のメダルを掲げてみせる。

 ◆安永真白(やすなが・ましろ)1999年7月11日、大阪府出身。東京五輪はチームで4位。昨年の世界選手権では三つのメダルを獲得した。今季から比嘉とデュエットを組む。大阪・近大付高、近大出、井村ク所属。167センチ、53キロ。

 ◆比嘉もえ(ひが・もえ)2007年9月15日、広島県出身。14歳だった昨年、日本勢史上最年少で世界選手権に出て、メダル3個を獲得。世界ユース選手権と世界ジュニア選手権はソロ種目で頂点に立った。父はプロ野球広島でプレーした寿光さん。大阪・四天王寺高1年、井村ク所属。172センチ、55キロ。

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