正代が復活の兆し!7場所ぶり連勝発進に「良い流れがきている」3日目は貴景勝と結びの一番

 霧馬山を押し出す正代(右)=撮影・北村雅宏
 正代(左)は押し倒しで霧馬山を破る
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 「大相撲春場所・2日目」(13日、エディオンアリーナ大阪)

 元大関の正代が新関脇の霧馬山を押し倒しで破った。初日からの連勝は、2022年の初場所以来7場所ぶりとなった。

 終始、前に出た霧馬山に押され気味だったが、土俵際で踏ん張って押し返し、左下手をつかんで一気に逆転。最後は押し倒し「ちょっと連勝から遠のいていたけど、良い流れがきている」と手応えをにじませた。

 昨年秋場所、九州場所と負け越して大関から陥落。さらに、12月には右足親指を負傷した影響もあり、初場所も負け越し、今場所は約3年ぶりの平幕に番付を落としていた。

 しかし、故障の影響も感じさせず、初日から上々の滑り出し。「ここ何場所かの中では体は動いてる方」と額の汗を拭った。幕内後半戦の浅香山審判長(元大関魁皇)も「力強い勝ち方をしている。霧馬山も一生懸命攻めたが正代が上手だった」と評価した。

 3日目は大関貴景勝と結びの一番を取る。「序盤の方で当たると思っていた。思い切りいけたら」と力を込めた。

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