埼玉開幕10連勝!無敗対決でも圧巻 東京ベイをノートライに封じる

 「ラグビー・リーグワン、埼玉30-15東京ベイ」(4日、熊谷スポーツ文化公園ラグビー場)

 3試合が行われ、首位の埼玉が2位の東京ベイに30-15で勝利し、開幕10連勝を飾った。10-12で迎えた後半10分にSO山沢拓也(28)のトライで逆転。25得点をたたき出し、プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選出された。東京ベイは今季初黒星を喫し、8勝1分け1敗となった。4勝5敗同士の対戦となったBL東京は神戸に51-12で大勝。BR東京は東葛を54-7で下し、4勝6敗となった。

 無敗対決でも埼玉の強さが目立った。東京ベイをノートライに封じて快勝。日本代表SO山沢拓が2トライを含む圧巻の25得点で開幕10連勝に導き、「ほっとしています。勝ててよかった」と振り返った。

 前半こそ10ー12とリードされた。それでも後半10分に山沢拓のキックから相手の裏を突くと最後は自ら逆転トライ。20-15の同28分には約25メートルのドロップゴール(DG)も沈めた。2トライ、3ゴール、2PG、1DGでラグビーの全得点パターンで25点をたたき出してみせた。

 家族の存在がメンタルを安定させてくれている。3歳の長男は山沢拓自身がうまくいかなかった時にも「無邪気に話しかけてくる」。そんな自由な姿から落ち込んだ時や緊張した時にも「リフレッシュさせてもらえる」と今回の大一番でも心の支えとなった。

 前節に脳振とうを受けた松田のメンバー外により、巡ってきたSOでの先発で結果を残した。ディーンズ監督も「言うまでもなく素晴らしかった」とたたえた。公式戦無敗記録も43に伸ばし、リーグワンでも26連勝。このまま絶対王者の道を突き進むだけだ。

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