関脇正代、昨年末に右足指負傷 先場所は大関復帰ならず
大相撲の関脇正代は24日、東京都墨田区の時津風部屋で稽古を行い、昨年12月下旬に右足親指を負傷していたことを明らかにした。今年1月の初場所で10勝すれば大関に復帰できたが、6勝9敗と不振。「10番にこだわっていなかった。取り切ることしか考えていなかった」と語った。
この日は、幕下以下の力士らと相撲を取った。東農大時代にもけがをした古傷で、初場所終盤戦ではさらに痛めた。「先場所は全然当たれなかった。恐怖心がある。いつもの立ち合いが戻ってきてくれたらいい」と率直に話した。
春場所では平幕転落が確実。31歳のベテランは「三役復帰も視野に入れて、まずは上位に定着したい」と再起を期した。





