女子日本勢トップの山口遥 猫ひろしと同じ集団で力走「ニャーニャー沿道にやっていた」

 山口遥=2020年3月撮影
 3位に入った山口遥
2枚

 「東京レガシーハーフマラソン」(16日、国立競技場発着)

 昨夏の東京五輪・パラリンピック開催から1年を記念し、第1回大会が開幕した。女子は8月の北海道マラソンを制した山口遥(35)=AC・KITA=が1時間10分35秒で3位だった。

 山口は「自己ベスト更新はできなかった」と悔しがったが、「走っている間に『自己ベストは無理』と気付いてから(狙いを)3位入賞に切り替えた。最後の3位の競り合いを勝ち切れて、そこは良かった」と笑顔も見せた。

 レース中盤には、カンボジア代表として2016年のリオデジャネイロ五輪のマラソンに出場したお笑いタレント・猫ひろしとユーチューバーの三津家貴也と同じ集団で走る場面もあった。山口は「私は結構きついなという所もあったけど、猫ひろしさんはずっと『ニャーニャー』と言いながら沿道に向かってやっていた。ユーチューバーの三津家さんも(持ちネタの)『やってみよう!』と言いながら走ってて。2人ともすごいなと。でも勝ちたいなと走りました」と笑った。

 猫ひろしの記録は1時間11分46秒、三津家の記録は1時間11分49秒だった。

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