ラグビーリーグワン 相模原の山本逸平が意図せずドーピング違反で5か月の資格停止

 日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は13日、ラグビーリーグワン2部の相模原に所属するFB山本逸平(30)がアンチ・ドーピング規則違反で5ヶ月間の資格停止処分となったことを発表した。

 山本は21年12月13日に実施した競技会外検査において、体内から微量の世界アンチ・ドーピング機構禁止物質「エノバサルム(オスタリン)」(たんぱく同化剤)が検出されていた。相模原によると「選手は禁止物質を含まず、ドーピング違反にならないと確認した上で、サプリメントを摂取。サプリメントには禁止物質が含まれているとは表示されておらず、製造者も禁止物質が含まれていないと考えていました。しかしながら、理由は不明ですが、当該サプリメントに禁止物質が混入していたことが、体内から禁止物質が検出された原因でした」と説明した。

 JADAは選手に重大な過誤過失がなかったことを考慮して、制裁措置の原則は資格停止4年のところ5カ月に短縮。資格停止期間は暫定的資格停止処分を科せられていた21年12月23日から2022年5月22日までとなっている。

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