女子200m個メは大本里佳が内定 東京金の大橋悠依が2位「2人でメダルを」

 スタンドに笑顔で手を振る女子200m個人メドレー優勝の大本里佳(右)と2位の大橋悠依(撮影・伊藤笙子)
 女子200m個人メドレー決勝で2位に入り、笑顔を見せる大橋悠依(撮影・伊藤笙子)
女子200m個人メドレー決勝で2位に入り、優勝した大本里佳(左)と抱き合う大橋悠依=東京辰巳国際水泳場(撮影・伊藤笙子)
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 「競泳・国際大会日本代表選手選考会」(4日、東京辰巳国際水泳場)

 女子200メートル個人メドレー決勝が行われ、大本里佳(ANA)が2分11秒66で優勝。6月の世界選手権(ブダペスト)の派遣標準記録2分12秒10を突破し、代表内定を決めた。

 大本は19年世界選手権同種目5位。しかし東京五輪は代表権を逃し、400メートルリレーでの出場だった。その400メートルリレーの選考が懸かった100メートル自由形は棄権し“本命”に絞って迎えた大一番。終始先頭をキープし、1位でタッチした。「この種目で代表に戻ってこられてうれしい。ちょっと(タイムは)遅いけど、代表権を取れてホッとしています」と満面の笑みを浮かべた。

 昨夏の東京五輪金メダルで代表入りを決めていた大橋悠依(イトマン東進)は、2分11秒72で2位。レース後は大本と抱き合い、健闘をたたえ合った。「タイムは全然速くないので申し訳ないけれど、とにかく力を出し切ることを大事にした。6月は2人でメダルを取れるように頑張りたい」と大橋。「練習を積んで、自信を持ってレースに向かえるように」と前向きに話した。

 15歳の中学3年生・成田実生(金町SC)は2分12秒13で3位に入ったが「派遣を切れなくて、中学新にも届かなくてすごく悔しい」と振り返った。

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