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孤立深める孫楊 各国スターが次々表彰拒否選手を支持「選手村では全選手が拍手」

 男子200メートル自由形の表彰式。優勝した中国の孫楊(中央)=23日
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 「競泳・世界選手権」(25日、光州)

 200、400メートル自由形で2冠を達成した孫楊(中国)が、水泳界で孤立を深めている。

 14年にドーピング違反で処分を受けている孫楊は、大会前に昨年の検査で検査員が訪れた際に血液検体を破壊したと報じられた。これを受けて、400メートルでは2位のマック・ホートン(豪州)が表彰台に上がることを拒否。200メートルでは3位のダンカン・スコット(英国)が記念撮影を拒否した。孫は激高し、表彰式後、スコットに詰めより「お前は負け犬、俺が勝者だ!」と言い放つ映像が拡散している。国際水泳連盟は3選手に対して警告を行ったが、各国のスター選手の多くがホートン、スコットへの支持を表明している。

 韓国のスポーツ紙「スポーツソウル」によると、女子100メートル平泳ぎを制したリリー・キング(米国)は「授賞式のボイコットがあった日、選手村の食堂ではすべての選手が拍手を送っていた」と明かし「ホートンとスコットは素晴らしい仕事をした。選手が自分の信念を堂々と表明するのは信じられないほど勇敢なことよ」とホートンとスコットの行為を称賛した。男子100メートル平泳ぎで世界記録をマークしたアダム・ピーティー(英国)も「スコットは正しい行動をした。人々が孫楊にブーイングを送るのには理由がある」と同僚を支持した。

 一方で中国の新華社通信によると、中国の水泳連盟の会長は、表彰式での出来事について「偏見と噂で、選手を傷つけている」と孫に敬意を示さなかった2選手を批判している。

 国際水連は孫のドーピング検査妨害行為に対しての処分を警告とし、今大会の出場を認めたが、世界反ドーピング機関(WADA)は処分が不当としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服を申し立てている。

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