古川大晃 憧れの箱根へ前進!関東学連に選出 走れば東大大学院生初
「陸上・1万メートル記録会」(23日、相模原ギオンスタジアム)
関東学生陸上競技連盟が主催する大会に強豪校のランナーが多数参加し、10月の箱根駅伝予選会で全体88位に入り、関東学生連合チームに選出された古川大晃(東大大学院)は29分30秒41で全体33位だった。箱根駅伝(来年1月2日、3日)で連覇を目指す駒大の主力・唐沢拓海(2年)は28分43秒83で全体7位だった。
東大大学院生の古川が夢の箱根路へアピールした。箱根駅伝予選会で全体88位に入り、関東学生連合チームに選出。この日は29分台で完走し「課題の残るレースだった」と振り返った。
熊本県八代市出身で「箱根は憧れだった」と大学進学時に上京も考えたが、熊本大に進学。その後、九大大学院を経て東大大学院に進んだ。
7年越しの夢舞台まであと一歩となり、「箱根に手が届くかもしれない位置にいるのは不思議な感じ」と苦笑する。走れば東大院生初となるが、「今年は厳しいかもしれないけど来年、再来年も見据えてやっていきたい」と力を込めた。