リオ五輪で内村と死闘 オレグ・ベルニャエフが東京五輪欠場 ドーピングで資格停止

 16年リオデジャネイロ五輪体操男子個人総合銀メダリストのオレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)が13日、自身のSNSを更新し、昨年11月にドーピング違反で資格停止処分を受け、東京五輪に出場できないことを発表した。

 「体操連盟は私の体内で見つかったメルドニウムの濃度が、失格に十分だと判断しました。これは私が五輪に行けないことを意味する」。

 ベルニャエフはリオデジャネイロ五輪個人総合で、日本の絶対王者内村航平と死闘の末、最後の鉄棒で逆転を許し、0・099点差で敗れ銀メダル。その後の会見で「審判から好かれているのでは?」と内村に向けられた質問に怒り、「無駄な質問だ。伝説の男と戦えて幸せだ」と内村を称賛したことで日本でも知られている。

 ベルニャエフは違反を否定しており、「最後まで戦う」と、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する意向を示している。

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