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里谷、今季限り引退「幸せな競技人生」

 98年長野五輪フリースタイルスキー女子モーグルで、日本女子初の冬季五輪金メダリストとなった里谷多英(36)が今季限りで現役を引退すると、所属先のフジテレビが18日発表した。今後は社員として業務にあたる。

 冬季五輪日本女子最多の5大会連続出場を果たした10年バンクーバー五輪後、ソチ五輪を目指し練習を続けていた。もっとも、昨年12月の北米大会でW杯昇格基準を満たせず、第一線を退く決断をした。会社を通じて「25年間、あきらめることなく最後まで挑戦し続けることができ、とても幸せな競技人生でした」とコメント。2月23日のW杯猪苗代大会で、引退セレモニーを行う。

 本能のまま自由に選手生活を送りながら、本番にはめっぽう強い勝負師だった。マイナーだった種目にスポットを当てた功績も大きく、3歳下の上村愛子らに大きな刺激を与えた。02年ソルトレークシティー五輪では3位に食い込み、冬の競技で日本女子初の二つ目のメダルを獲得。W杯では通算2勝を挙げた。

 ゲレンデ外でも自由気ままさは変わらず、奔放な性格がクローズアップされたこともある。トリノ五輪の前の05年には、泥酔し、警察に保護。暴行容疑で書類送検され、世間を騒がせた。

 03年に一般男性と結婚したが、トリノ五輪後に離婚した。全日本スキー連盟幹部の推薦を得てフジテレビに入社したものの、番組制作などの仕事よりも選手生活を重視。輝かしい競技人生を送ってきた名選手が、ついにスキーを脱ぐ。

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