ハンドボール女子代表監督 欧州遠征は「大変重要」今回メンバーから五輪代表選出へ

 ハンドボール女子日本代表「おりひめジャパン」が19日、欧州遠征を行っているデンマークからオンラインで取材に応じた。ウルリック・キルケリー監督(49)は「五輪への準備に向けて今回デンマーク遠征が大変重要なものになる」と話した。

 17日に現地に到着したおりひめジャパンは、隔離期間を経てキルケリー監督が監督を兼務しているデンマークの強豪・オーデンセと合同練習を行う。「オーデンセには国際的に素晴らしいトップの選手が多くいるので、五輪で何が必要なのかを実感するためにもヨーロッパのトップ選手と実戦の機会を得ることが非常に大事」と、19年の世界選手権(熊本)以来、国際試合が行えていない穴を埋める考えだ。

 五輪代表メンバーについては「おそらく今回、デンマークに来ているメンバーから選ばれていくと思う」とキルケリー監督。主将の原希美(30)=三重バイオレットアイリス=は「日本での戦い方とヨーロッパでの戦い方は違ってくる。ヨーロッパでの戦い方をもう1回思い出して、戦っていきたい」と意気込みを語った。

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