岡沢セオン「金メダルが100%の確率で取れるように」国際大会V、勢いに乗って五輪へ

 ボクシングのコロトコフ記念国際トーナメント(ロシア)で優勝した東京五輪代表らが18日、オンラインで記者会見した。男子ウエルター級の岡沢セオン(25)=INSPA=は、強豪ウズベキスタンやロシアを破って金メダルを獲得。「この勢いで五輪に臨みたい」と笑顔を咲かせた。

 1年2カ月ぶりの国際試合では、自身の進化を確信したという。五輪が延期されたことで、体幹を一から鍛え直し、効果的なパンチの打ち方を習得した。国際舞台でその成果を発揮。「自分がどれだけ強いのかを確かめる試合で、満足できる内容の試合ができた。本番ではメダルが取れると思っています」と堂々と宣言した。

 開催の可否は「状況次第だと思う」と冷静に受けとめている。31日までは千葉県内で隔離期間を過ごす。「大変だけど、そういう対策があるから試合ができるしアスリートに活躍の場が与えられている」と捉え、同部屋の選手とボクシング動画で研究する時間を持っている。今は「金メダルが100%の確率で取れるように仕上げていく」と目の前の課題に集中している。

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