五輪報道関係者ら毎日検査も 丸川五輪相「選手と1メートル以内で15分以上接する人」

 丸川珠代五輪相(50)が18日、閣議後の定例会見を行った。東京五輪・パラリンピックの報道関係者や大会ボランティアに対する新型コロナウイルス対策の一端として、「選手と1メートル以内で15分以上接する可能性のある方には、毎日検査を受けてもらう」との方針を明らかにした。

 海外から来日する選手は原則毎日検査を受けることになっており、また、行動範囲を試合会場と宿泊施設に限る「バブル方式」を採用する。また、バブルに入る報道関係者や大会スタッフで選手と近い距離で接する人には毎日検査を義務づけることを検討しているといい、選手村などに入る医療関係者や、通訳や運転手、理美容師など、仕事内容に応じて検査の頻度を精査する。

 例えば、試合会場の取材エリアである「ミックスゾーン」では、選手と取材者は2メートル距離をあける方針で、今回の基準では適用外。丸川氏は「細かく検査の頻度を分けていくことになる。バブルに入るか入らないかが一つの線引き」と語った。また、会場外の街などを取材する海外報道陣については、「(来日後)14日間完全隔離をしていただいた上で、街中取材班ということで(バブルの)外だけを取材していただく」と説明した。

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