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一山麻緒、五輪コースリハで自己新V 北の大地の強風味方に宣言通り21秒更新!

 レース後に記者会見に出席した一山麻緒
 1時間8分28秒で優勝した一山麻緒
 19キロ付近の北海道大構内を力走する一山麻緒(右)と松田瑞生
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 「北海道・札幌マラソンフェスティバル2021」(5日、大通公園西4丁目発、東京五輪マラソン中間地点着)

 女子は五輪代表の一山麻緒(23)=ワコール=が自己ベストを更新する1時間8分28秒で優勝した。代表補欠の松田瑞生(25)=ダイハツ=が4秒差の2位。他の代表は鈴木亜由子(29)=日本郵政グループ=が3位、前田穂南(24)=天満屋=が5位だった。新型コロナウイルスの感染が広がっているため当初予定されていた10キロの市民の部は中止され、沿道での応援自粛が呼び掛けられた。

 一山が今夏の大舞台に弾みをつける快走を見せた。五輪本番コースの一部を使用して行われたレースで宣言通り自己ベストを21秒更新して優勝。「とにかく粘って走ることができた。自己ベストを出すことができたのでとてもうれしかった」と笑顔で振り返った。

 スタートから先頭集団を位置取った一山は、終盤まで同じ五輪代表の鈴木と同代表補欠の松田と熱戦を繰り広げた。「思ったより早い段階で苦しくなったけど、(鈴木と松田の)2人が一緒に、ずっと同じくらいのペースで走っていたのでそれにつかせてもらった。最後は順位にこだわってゴールに向かって走った」。18キロを過ぎてからは松田との一騎打ちになったが、スピードを落とすことなく、勝ちきった。

 この日は強風が吹く中でのレースとなったが「思っていたよりも風が味方をしてくれた」。レース中はもちろん、レース後にも苦しい表情を見せていたが、「風も押してくれて走りやすかった」と北の大地に好印象を残した。

 五輪本番はこの日走ったコースにプラスして小回りのコースを2周する。直角のコーナーが続く北海道大構内は3度走ることになるが「今日は今の力を出し切っての結果だった。五輪本番ではもっとゆとりを持って1周通過したい」と今夏を見据え、残り期間でさらなる強化を図る。

 今後は長野県東御市で合宿を行う予定という。「まだ万全な状態までは持ってこられていない。残り3カ月で状態をあげていって五輪本番では私らしい元気な走りが見せられたら」。勢いそのままに、五輪へ突っ走る。

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