池江璃花子復活V 日本が!世界が祝福!入江陵介「日本中を勇気に」桐生祥秀も「すごい!」

 「競泳・日本選手権」(4日、東京アクアティクスセンター)

 女子100メートルバタフライを57秒77で制し、400メートルメドレーリレーの選考基準を満たして五輪代表に決まった池江璃花子(20)=ルネサンス=はレース後、これまでの日々を振り返りながら「努力は必ず報われる」と思いを口にした。

 池江の涙の復活V、五輪切符を日本中、そして世界が祝福した。背泳ぎで4大会連続の五輪を狙う入江陵介(イトマン東進)が「ほんとに素晴らしいレースを見せてもらった。璃花子が日本中を勇気づけた」と話せば、日本代表の平井伯昌ヘッドコーチは「年がいもなく感動しました。この状況でも力を出し切る天才性、能力。すごく驚きました」と、改めてそのポテンシャルに舌を巻いた。

 同じく東京五輪を目指す陸上男子100メートル前日本記録保持者の桐生祥秀(日本生命)は「すごい!本当に」、室伏広治スポーツ庁長官も「池江選手、心からおめでとうございます」と、それぞれツイッターで祝福した。

 世界からは親友で、ライバルのリオ五輪100メートルバタフライ金メダリストのサラ・ショーストロム(スウェーデン)が自身のインスタグラムで「Amazing(アメイジング)」とハートマーク付きで感動をつづった。

 世界のメディアも速報し、オリンピックの公式ツイッターは「彼女はやってのけた!」とつぶやいた。AP通信は「白血病と診断されてからわずか2年で、五輪出場を決めた」、欧州メディアの「RTL」も「2年前に白血病となった池江璃花子が東京五輪のチケットを獲得」と、驚きをもって報じた。

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