伊調馨、子宮筋腫手術していた 東京五輪代表争い中に判明「初めて貧血にもなった」

 レスリング女子で五輪4連覇の伊調馨(36)=ALSOK=が6日、子宮筋腫で2020年手術を受けていたことを明かした。オンラインで開催された日体大主催のシンポジウム「女性スポーツフォーラム」の座談会に登壇し、月経と女性アスリートのコンディショニングという話題になった際に「東京五輪を目指して練習を始めたときに子宮筋腫が見つかった」と自ら告白した。

 18年頃に判明し、「だんだん(腫瘍が)大きくなって、出血量も増えて初めて貧血にもなった」。ただ、当時は代表選考会を控えていたこともあり、ピル服用で手術回避を選択。五輪落選後の20年に摘出手術を受け「(筋腫が)540グラム取れた」と明かした。

 「早く取ってれば、540グラム(余分に減量せずに)食べられたのに」と冗談交じりに悔いた。以前は月経などに無頓着だったといい、「もっと定期的に婦人科に通っていたら540グラムにならなかったかな」。自身の体験をもとに早めの検診を呼びかけた。

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