高梨沙羅 開幕戦3位発進!苦境乗り越え101度目表彰台

 「ノルディックスキー・ジャンプ女子W杯」(18日、オーストリア)

 高梨沙羅(24)=クラレ=が88メートル、89・5メートルの合計240・1点で3位となり、通算101度目の表彰台に立った。ジャンプ女子のW杯は12月上旬に開幕予定だったが、新型コロナウイルスの影響で約2週間ずれ込んだ。

 新型コロナウイルスの影響で日程が狂い、調整も乱れた。そんな苦境を乗り越え、高梨が上々のスタートを切った。終始吹き付けた追い風をものともせず、2回ともK点(90メートル)付近まで粘り、着地もまとめた。普段よりも選手同士の間隔を空けた表彰台にマスク姿で乗り「自分のやるべきことに集中できた」と満足げに口にした。

 昨季は表彰台が3度だけ。2022年北京五輪を見据え、今季を「結果をある程度残していかないといけない年」と位置づける。約1カ月先の次戦に備え、欧州に残って飛躍の精度を高める。

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