ラグビー日本代表、来年強化4試合 候補は南ア、NZ…ジョセフHC「3年間準備」

 2023年ラグビーW杯フランス大会1次リーグの組み合わせ抽選から一夜明けた15日、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)と藤井雄一郎ナショナルチームディレクターがオンラインで会見した。2大会連続8強を目指す日本は1次リーグでD組に入り、強豪のイングランド、アルゼンチンと同組となった。

 ジョセフHCは「エキサイティングな気持ち。対戦相手が具体的に出てきてそういう気持ちになっている。イングランドはエディー・ジョーンズHCと日本ラグビー界の関係もある。決まった2チームはともにオールブラックスに勝っている。楽しみのあるプールだと思う」と抽選を終えての感想を述べた。

 ジョセフHCは1月末に来日。トップリーグを視察し、6月の代表活動に備える予定。現段階では強化試合は6月26日に英エディンバラで行われる全英、アイルランド代表のブリティッシュライオンズ戦のみだが、藤井ディレクターは「コロナの状況でどうなるか分からないが、強化サイドとしては最低4試合はやりたい」とプランを明かした。

 その相手も「できれば(抽選会の第1シードにあたる)バンド1とやりたい」とし、南アフリカ、ニュージーランド、イングランド、ウェールズがその候補で、強豪国との試合を経て強化していく思いだ。

 ジョセフHCは「相手がわかってどう過ごすかの方がいい、抽選会が終わった直後の気持ちとしては(イングランド、アルゼンチンの)2つのパワフルなチームは、セットピースも強いしフィジカルも強い。われわれには3年間準備する時間がある。残りの2チームに関しても日本も最近までティア2にいたわけでどこが上がって来ても成長してくるチーム。リスペクトを持って戦いたい」と対策を練っていく。

 1次リーグの組み合わせは次の通り。

 ▽A組

 ニュージーランド(3)

 フランス(4)

 イタリア(14)

 南北米大陸第1代表

 アフリカ第1代表

 ▽B組

 南アフリカ(1)

 アイルランド(5)

 スコットランド(7)

 アジア太平洋第1代表

 欧州第2代表

 ▽C組

 ウェールズ(9)

 オーストラリア(6)

 フィジー(11)

 欧州第1代表

 最終予選優勝チーム

 ▽D組

 イングランド(2)

 日本(10)

 アルゼンチン(8)

 オセアニア第1代表

 南北米大陸第2代表

 ()内は世界ランキング

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス