東京五輪・パラリンピックへ大会組織委がテストイベント コロナ対策も

 東京五輪・パラリンピック延期にともなうテスト大会新日程について説明する、大会組織委員会の中村英正ゲームズ・デリバリー・オフィサー(右)と森泰夫大会運営局次長(代表撮影)
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会は27日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、延期となっていた東京大会のテストイベントの日程を発表した。

 対象は18競技で、いずれも2021年に実施する。競泳は4月24、25日(東京アクアティクスセンター)、体操は5月4日(有明競技場)、陸上は5月9日(国立競技場)で、札幌で開催されるマラソンについては調整中。陸上などは国際大会が計画されており、海外の選手が参加した中でのテストイベントになる。

 運営スタッフなど従来の技術的なテストに加え、新型コロナウイルスへの対応も進めていく。感染の再拡大が深刻化している中、予定している時期にテストが実施できない場合も想定される。

 この日発表した日程でテストが行えなかった場合の対応について、組織委の森泰夫・大会運営局次長は「仮定の話には答えづらい部分もあるが、できる限りさまざまなテストをできる方向で進めたい。そのとき、できない競技があるとすると、机上も含めて、どういう検証をしていくかを思考していくしかない。その場に応じた対応をどうしていくか」と説明した。

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