パラ陸上世界選手権のロゴ発表 東京五輪・パラへ、増田明美会長「勢いのたすき渡し」

大会ロゴを発表する大会組織委員会の増田明美会長=都内
大会ロゴを手に持つ(左から)大会組織委員会の増田明美会長、山本篤、ヨシ中谷氏=都内
大会ロゴを手に持つ(左から)大会組織委員会の増田明美会長、ヨシ中谷氏、山本篤=都内
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 新型コロナ禍で1年延期となっていたパラ陸上世界選手権(22年8月26日~9月4日、神戸ユニバー記念競技場)の大会組織委員会と神戸市は27日、東京都内で大会ロゴの発表会を行った。

 ロゴは多種多様な色と線で、港町の神戸を象徴するポートタワーや海洋博物館、波が描かれた。デザインしたアートディレクターのヨシ中谷氏は、「伸びやかで自由なラインにはスポーツの躍動感を、心が躍るようなカラフルなカラーには共存し調和する多様な価値観を表現しています」と説明した。

 大会組織委員会の増田明美会長は「22年世界パラ陸上への第一歩。その頃にはワクチンができてコロナが収束してることを願います」と祈った。さらに「来年の東京五輪・パラリンピックはきっと熱く盛り上がる。その勢いのたすき渡しができることは本当にうれしいです」と笑顔で話した。

 パラ陸上の男子走り幅跳びの第一人者で、大会アンバサダーの山本篤(新日本住設)は「すごく躍動感があるロゴ。パラスポーツの多様性にフォーカスされているのを感じました」とうなずき、「(大会で)最高のパフォーマンスを出せるように技術を上げていきたい」と意気込んだ。

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