新大関正代も…看板力士に休場相次ぎ芝田山広報部長「ケガをしないのも強さの一つ」

 正代の休場でさびしげな両国国技館(撮影・金田祐二)
芝田山親方
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 「大相撲11月場所・5日目」(12日、両国国技館)

 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)が12日、電話取材に応じ、新大関正代(29)=時津風=の休場に関し「厳しいですね。チケットも売れていた。不本意だけど力士に頑張ってもらわないと」と残念がった。

 ケガは仕方がないものの、白鵬、鶴竜の両横綱に加え大関朝乃山に続く協会看板の休場。「ケガをしない体作りをしないといけない。出稽古とか連合稽古ができない中で、土俵の外で体力づくりをしっかりやらないと。そういうところが欠けている。ケガは稽古の量が足りないということ。大関になったからではなく、これからなんだから。俺もケガはもちろんした。でもケガをしないのも強さの一つだからね」と、苦言を呈した。

 新大関という今場所の目玉が離脱し「今場所の目玉は国技館カレーだね」と辛口!?のジョークしかない。両国国技館の協会員専用地下食堂で代々、職人が昔ながらのレシピを受け継ぎ作り続け、親方も新弟子も食べた味を先場所から商品化。先場所1万食を完売し、今場所、5万食を用意したが、売り切れる勢いのため、さらに5万食を発注した。

 「売れに売れまくっている。万人受けする味なのがいいんだよ。豚肉でも牛肉でもちょっといためてアレンジしたりできるしね」と、PRしていた。

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