天理大ラグビー部でクラスター 新型コロナ20人が感染、他クラブと濃厚接触はなし

 天理大ラグビー部で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したことが16日、明らかになった。天理大によると、同部では12日に部員1人の感染が判明し、濃厚接触者59人がPCR検査を受けた結果、新たに19人の感染が確認された。いずれも軽症か無症状。奈良県は部員全員の検査を進めているという。

 同部では全部員の168人が専用寮に住んでおり、タックルなどを伴う試合形式の練習をしていた。寮生活や練習の間に感染が広がった可能性がある。

 天理大では、柔道部OBでリオデジャネイロ五輪男子73キロ級金メダルの大野将平(旭化成)や、同66キロ級世界王者の丸山城志郎(ミキハウス)らが練習拠点にしているが、現時点で他クラブの濃厚接触者はいないという。24日まではキャンパスを閉鎖し、クラブ活動は休止する。

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