日本ラグビー協会の森重隆会長らが16日、新型コロナウイルスの感染が拡大する中で医療や介護の現場に従事した医療法人運営の女子チーム、横浜TKMを訪問し、奮闘した選手をねぎらった。緊急事態宣言の期間には本来練習だった時間を勤務にあて、外来患者の検温や症状の確認などを担当。練習が再開された今も感染防止に力を注ぐ。
選手の多くは医療法人「横浜未来ヘルスケアシステム」の病院や介護施設で勤務しながらラグビーに励む。コロナ患者の治療には直接関わらないが、入り口や受付で不特定多数の人に対応して感染リスクと向き合う状況だ。