高田川親方ら6人が退院 緊急事態宣言延長の見通し…夏場所は慎重に協議

 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は4月30日、新型コロナウイルス感染が25日に発表された高田川親方(元関脇安芸乃島)、弟子の十両白鷹山、部屋名が公表されていない幕下以下の力士4人の計6人が30日までに退院したことを明らかにした。検査で陰性となり、今後は各部屋で安静に努めるという。

 10日に協会員として初めて感染が判明した幕下以下の力士1人は入院を続けており、同広報部長は「回復傾向にあるが、引き続き治療をしている」と説明した。

 政府が5月6日までの緊急事態宣言を延長する見通しになったことを受け、大相撲夏場所(5月24日初日・両国国技館)の開催について慎重に協議する意向を改めて示した。「専門家の意見を聞きながら考えていく。われわれの社会も世間に大きな影響を与える。しっかり見極めないといけない。日本政府の要請に沿って対応していく」と述べた。協会はウイルス禍の状況により、中止を含めて検討する。

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