講道館の松下三郎理事が新型コロナで死去、84歳 全柔連では19人集団感染

 柔道の総本山である講道館は20日、松下三郎理事が19日に新型コロナウイルスによる肺炎のため死去したと発表した。84歳だった。柔道界では、東京都文京区の講道館内に事務局を構える全柔連で、これまでに役職員19人が新型コロナウイルスに感染している。

 松下さんは鹿児島県出身で、日本大時代に全日本学生選手権を2度制するなど活躍。引退後は全柔連で専務理事、副会長などを歴任し、日本オリンピック委員会(JOC)でも理事になった。

 松下氏は鹿児島県出身。2000年に全日本柔道連盟専務理事、01年には日本オリンピック委員会理事に就いた。現在は講道館理事だった。

 訃報に際し、アテネ五輪男子100キロ超級金メダリストの鈴木桂治氏はツイッターで「いつも温かく声をかけていただきました。ご冥福をお祈りします」と悼んだ。

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