3大会連続五輪の坂本花織 トリプルアクセルに挑戦していた「一応やってはいた」

 ファンに手を振る坂本花織(撮影・石井剣太郎)
 全日本選手権閉幕から一夜明け、取材に応じる坂本花織
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 フィギュアスケートの全日本選手権から一夜明けた22日、ミラノ・コルティナ五輪代表となった12選手が都内で取材に応じた。5連覇を果たし、3大会連続の代表権を勝ちとった坂本花織(25)=シスメックス=は、今季に入るまでトリプルアクセルに「一応やってはいたんです」と、挑戦していたことを明かした。

 今季初戦だった9月の木下杯の直前まで、トリプルアクセルの練習に取り組んでいたという坂本。「今までで一番惜しいところまではいっていたんですけど。回転不足なら降りられる。降りられるというか立てる」と、成功の一歩手前まではきていたという。同じ拠点で練習し、トリプルアクセルを跳ぶ三宅咲綺には「『跳び上がり方が変わった!いけそう』みたいな感じで言われた。いける気しかせんってなったけど、いけへんかった」と笑った。

 全日本ではトリプルアクセルや4回転トーループを跳ぶ後輩たちを、貫禄の演技で封じ込めた。「このやり方で振り切った。これが自分のやり方だから別にいいじゃないかと思った」と自分を貫いた。

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