瀬戸大也が100m平泳ぎで優勝「痛かったけど」右肩痛抱えながら自己ベストに迫る
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「競泳・コナミオープン」(16日、東京辰巳国際水泳場)
男子100メートル平泳ぎ決勝が行われ、昨年の世界選手権個人メドレー2冠の瀬戸大也(25)=ANA=が、59秒93で優勝した。
“専門外”の種目だが、右肩の痛みで満足に練習ができなくても、自己ベストに迫る好記録を出した。「東京五輪への強い気持ちがレースに表れてる。肩は痛かったけど、いいレースができた」と評価した。
得意種目の個人メドレーでは、200メートル、400メートル共に五輪代表に内定済み。強化の一環として出場した平泳ぎで「(本職への)刺激はかなり入った」と意欲を上げた。4月の日本選手権では「出る種目全てで日本記録」と大きな目標を掲げる。悲願の五輪金メダルに向け、日本最速となって弾みをつける。