水谷隼 コメントにも力強さ復活「競れば競るほど自分は強くなる」会心逆転勝利に手応え

 「卓球・Tリーグ、東京3-1彩たま」(15日、毎日興業アリーナ久喜)

 男子首位の東京が3-1で彩たまを破った。第2試合で東京五輪代表の水谷隼(30)が3-2で勝利し、丹羽孝希(25)はダブルスを含めて2勝を挙げる活躍。勝ち点を44とし、シーズン1位を確定させてプレーオフファイナル(3月14日、両国国技館)への進出を決めた。

 プレーにもコメントにも力強さが戻ってきた。水谷は元日本代表の松平健太(28)と対戦。1-2と劣勢だったが、「積極的に攻めていこう」と第4ゲームを制して2-2のフルゲームに持ち込むと、最終ゲームも積極的に攻勢に出て11-8と逆転勝ちに成功した。

 台の後ろに下がってラリー戦を繰り広げる得意のプレーも随所に出しながら接戦を制し「競れば競るほど集中力が高まってくるし、競ったときほど自分は強くなる」と胸を張って、ニヤリ。今年に入ってTリーグでは4連敗と本調子ではなかったものの、地元静岡で開催された11日の袋井大会で連敗ストップ。ワールドツアーのドイツ・オープンでも本来の粘り強さを発揮していたが、第一人者が復調してきた。

 チームとしては、この日はエース張本智和(16)が不在の中で快勝し、シーズン1位でのファイナル進出を決めた。水谷は「いよいよプレーオフ。絶対に2連覇してやります」と力を込めた。

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