ジャンプ女子団体・日本2位 高梨&伊藤だけじゃない!勢藤&丸山が好飛躍

 「ノルディックスキー・ジャンプ女子W杯」(18日、蔵王)

 伊藤有希(土屋ホーム)丸山希(明大)高梨沙羅(クラレ)勢藤優花(北海道ハイテクAC)で臨んだ日本は2位に入った。オーストリアが団体ではW杯初優勝を果たした。

 表彰台への原動力になったのは、高梨と伊藤の“二枚看板”ではなかった。アンカーに抜てきされた22歳の勢藤優と21歳の丸山が役目を果たし、ノルウェーを僅差で抑えて2位。横川ヘッドコーチは「いつもは伊藤と高梨が助けるけど、今回は丸山と勢藤が助けた」とたたえた。

 勢藤優の2回目。直前にルンビ(ノルウェー)が98メートルの大飛躍をした。それでも「自分のジャンプをすれば表彰台に乗れる」と、チーム最長92メートルを飛んで2位を確保した。2番手を務めた丸山も好飛躍を繰り出し、精彩を欠いた1番手伊藤の分をカバーした。

 女子団体は一昨季2戦2勝も昨季は3位と4位で、世界選手権は6位。伊藤は「私は今までで一番悪かった。それでも表彰台に上れた。日本チームの他の3選手の力が上がっている」と話した。

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