女子78キロ超級・素根輝が初優勝 強化委経て柔道東京五輪代表内定第1号へ

 決勝戦でオルティス(右)から技ありを奪い、優勝する素根輝(撮影・高部洋祐)
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 「柔道・グランドスラム大阪大会」(24日、丸善インテックアリーナ大阪)

 今夏の女子78キロ超級世界選手権金メダリストの素根輝(19)=環太平洋大=が、12年ロンドン五輪金メダルのイダリス・オルティス(30)=キューバ=に勝ち、初優勝を飾った。

 過去2勝1敗のオルティスには8月の世界選手権決勝でも対戦。曽根が延長戦の末に反則勝ちした。今回も延長に突入し、素根が大内刈りで技ありを決めて優勝した。

 曽根は初戦の2回戦は中国選手に2分26秒、体落としで一本勝ちした。準々決勝はフランス選手に1分36秒、合わせ技で一本勝ち。準決勝は冨田若春(コマツ)を相手に、6分26秒、相手の反則負けにより決勝に駒を進めた。

 世界選手権を制している素根は、試合後に開催される強化委員会で3分の2の賛成を得られれば、柔道での東京五輪代表第1号に内定する。

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