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桐生祥秀 世界大会初の準決へ 「楽しみ」 日本初9秒台男が日本初世陸決勝を

男子100メートル予選 10秒18の4組4着となり、タイムで準決勝に進んだ桐生祥秀。右はヨハン・ブレーク=ドーハ(共同)
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 「陸上・世界選手権」(27日、ドーハ)

 男子100メートル予選が行われ、日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=は10秒09の6組3位で準決勝進出を決めた。前日本記録保持者の桐生祥秀(23)=日本生命=が10秒18の4組4位、日本歴代2位9秒98を持つ小池祐貴(24)=住友電工=は10秒21の5組4位ながら、タイムにより予選突破を決めた。

 高校3年生だった13年大会以来、6年ぶりとなる個人での世界選手権出場となった桐生。元世界王者のブレーク(ジャマイカ)、アジア大会金メダリストの蘇炳添(中国)ら自己ベスト9秒台が桐生も含め5人という“死の組”となった4組だったが、4月アジア選手権で優勝した好相性のトラックで力走。リアクションタイム0秒121のトップスタートから中盤で先頭争いを繰り広げた。10秒18で4着に入り、上位3人を抜いたタイム上位6人の中に入り、準決勝進出を決めた。「メンバーがメンバーだったんですけど、調子からいけば3着いけるだろうという感じがあった。ゴールした時に4着って分かったということは、まだちょっとレースで最高のパフォーマンスができていない。明日(準決勝)は着順が分からないぐらい集中して走りたい」と、冷静に走りを振り返った。

 近年の日本の男子100メートルをけん引してきた男も、怪我やここ一番で勝ちきれない場面が目立っていた。それでも今季は安定感が増し、10秒0台のタイムを着実に出せるようになってきた。世界大会の準決勝はこれが初めて。「楽しみ。予選もワクワクしながらスタートラインに立てた。それがここ数年の成長だと思う」。日本で初めて10秒00の壁を破った男。世界陸上初のファイナリストも、譲れない。

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