バドミントン常山がリオ五輪王者を破る「勝っちゃった」

 「バドミントン・ジャパン・オープン」(23日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 24日で開幕まであと1年となる東京五輪のプレ大会が開幕し、男子シングルス1回戦で、世界ランク15位の常山幹太(23)=トナミ運輸=が、同4位でリオデジャネイロ五輪金メダリストのシン竜(30)=中国=を2-0(21-14、21-17)で破る金星を挙げた。

 常山は立ち上がりから主導権を握り、スマッシュに、時折フェイントを交えて、相手を翻弄(ほんろう)。ショットの切れも良く、長いラリーでも持ち味の粘りを発揮し、第1セットをものにした。

 第2セットは、1-6とリードされながら、途中で4連続、さらに7連続得点も奪う勢いで逆転。過去1戦1敗だった五輪王者から初めて勝利を挙げた。

 常山は「2ゲーム目は最初リードされて、途中で追いついて、もう一回普通に気持ちを切り替えてやろうと思っていたら、勝っちゃった。率直にうれしい。相手が気持ち引いていた。こちらはノンプレッシャーでできた」と、してやったりの表情だった。

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