“代表の父”村上不在も“母”寺本、五輪出場へ自信
体操世界選手権(10月開幕・シュツットガルト)に出場する女子日本代表が18日、都内で強化合宿を公開した。昨年の個人総合銀メダリストの村上茉愛が腰痛による代表落ちで不在の中、東京五輪団体出場枠の懸かる大一番。すでに出場権を持っている米国、ロシア、中国を除く上位9チームに入る必要があるが、右足首を痛めている寺本明日香(23)=ミキハウス=は「五輪については、まったく心配はしていない。事故がなければ絶対に獲れる」と強調した。
昨年、村上がチームを家族に例え「自分がお父さんとして演技でチームを引っ張って、まとめ役のお母さんは寺本選手に任せる」と話していた。“父”不在だが、“母”寺本は「そんな問題児はいないので大丈夫。手がかからない子たちなので」と笑った。